■ 妖怪ハンター ヒルコ
2005.05.15

妖怪ハンター ヒルコ友人に私のオススメ映画を紹介すると7割くらいの確率で引かれます。ホラーとか結構あるからな。

レンタルで「妖怪ハンター ヒルコ」(主演 沢田研二)を借りてみました。
大変面白かったので改めてDVD購入してしまった。

友人に勧めたけど「パス」と即答されてしまったが。…友人、沢田研二のファンだったのに(渋い好みだ)

物語を簡単に説明すると、学校で発見された古墳の中に消えた教師とヒロイン。それを探す教師の息子と学友達。古墳について教師から連絡を受けた考古学者(これが沢田研二)

失踪した二人を捜す為、学内に踏み込んだ彼らが見た物とは…すごく気味の悪いクモもどき…もとい、妖怪ヒルコだった。

…上手く説明できないな。

見所は、すごく可愛いヒロインなのにえらい姿になってしまうこと。

可愛いヒロイン。…こんなの。

助っ人に来たはずの考古学者が情けないやらなんやら。ちょっと抜粋すると…。

・せっかくの妖怪退治の道具を活躍させる前に壊してしまう。
・大切な妖怪探知センサーを壊す。
・罠を仕掛けたが自分もはまる。錯乱する考古学者。

他にも色々。それでもどこか憎めない(沢田研二の演技が実にいい)

少年達も本当に良い感じで、最初のシーンなんかはモロ青春の一ページと言った感じがあった。田舎の夏の風景は心が和む。
用務員のおじさんもGood!

ラストについては物議を醸し出しそうなので語りません。

でも、ちょっとだけ言わせて貰えば、実にさわやかな終わり方でした。大切なモノ、いろいろ失っているんだけどね。

ホラーで(グロいシーンもある)さわやか青春映画…なかなか無いような。でも面白かったです。


そう言えば、この映画を拒否った友人。過去に映画「悪魔の毒々おばあちゃん」を借りて見せてくれた覚えがあるんだが…いつ宗旨がえしたんだろう。